欧米主流の一人寝の訓練で、[CRY IT OUT]というものがあります。文字通り赤ちゃんを泣かせて寝かせる方法です。
それがママと離れて赤ちゃんが一人で寝れるようになるのに効果的とされていて、日本でもそのようなトレーニング本が出版されており、「赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣」というタイトルが日本版「CRY IT OUT」用の本のようです。
欧米では夫婦だけで過ごす時間を大切にしているので、子供は別の部屋で寝ることが当たり前です。それがたとえ赤ちゃんでもです。日本では昔から親子は川の字で寝るという風景がよくあったので、あまり馴染みがない方も多いかもしれません。
夫婦二人だけの時間を大切にするって確かに大事かもしれませんね。最近ではこのCRY IT OUTが日本でも取り入れられてきました。
日本では「ねんねトレーニング」略して「ねんトレ」などと言われ、ママ同士の会話でも頻繁に聞くようになりました。
しかし、耳にはよく聞くがどんなものか知らない人も多いようです。私も娘の寝かしつけにかかる長い時間と浅い眠りですぐ起きてしまうという毎日に疲れ果て調べてみました。
その結果、「ねんねトレーニンング」はかわいらしいネーミングですが少々スパルタな方法のようでした。
泣かせるねんねトレーニングのやり方☆CRY IT OUT
1、赤ちゃんを寝室に連れていき、布団に入れる。「おやすみ」を言い、電気を消して部屋を出る。
2、当たり前だが、赤ちゃんは泣く。あやしに行くのをグッとこらえ2~3分そのままにする。
3、2~3分経ったら部屋に行き、1分ほど赤ちゃんの様子を見る。少しさすってあげたり、ささやき声で話しかける程度ならしてもよい。
※この時、抱き上げたり電気をつけたりはしないこと。
2分を超える前には部屋をでる。
4、次は最初よりも少し長めの5~10分様子を見に行かない。
5、5~10分経ったらまた1分ほど赤ちゃんの様子を見に行く。
同じ様に2分を超える前に部屋を出て行く。
6、再びさらに部屋を離れる時間を増やす。そして時間が経ったら
また様子を見に行き、二分を超える前に出ていくという行為を繰り返す。
7、このように部屋を離れる時間を増やしては見に行きというのを、赤ちゃんが寝る
まで根気よく繰り返すのです。
私は都内の狭い賃貸マンションに住んでいるので実はこの方法はあまり試せませんでした。どうしても泣き声が続くと近所の目が気になりますし苦情もきそうで。
ですので、CRY IT OUTをソフトにした、極力泣かせない方法で試しました。その方法は別のページで紹介します。